Tozen Union members Todd, Tim, and Mark won a crucial court victory Friday over Japan College of Foreign Languages (Bunsai Gakuen). The school had denied paid leave to the teachers who work on zero-hour contracts, claiming that intervals between the one-semester contracts disrupt the continuity of their employment and therefore preclude any right to paid leave.
Tokyo District Court ruled that their employment is effectively continuous enough to claim the legal minimum allotment of paid holidays. The court ordered JCFL to pay for the paid leave already taken, plus interest, and to put up 1% of the plaintiffs’ legal costs.
Management has taken a hard line against Tozen Union and JCFL Workers’ Union in collective bargaining and is expected to appeal to Tokyo High Court. The union members lost a claim that the school’s refusal to give a copy of its work rules constituted power harassment.
東ゼン労組JCFL(日本外国語専門学校)支部組合員であるトッド、ティム、マークは、学校法人文際学園 日本外国語専門学校(JCFL)を相手に、自らの有給休暇の権利を求め、裁判の場で闘ってきましたが、2018年11月2日、東京地方裁判所は、原告勝訴の判決を下しました。なお、本件では、組合員に対して就業規則の付与を拒絶し、その場で書き写すことのみ許可するという対応がパワーハラスメントであるという主張もしましたが、こちらは認められませんでした。
学校法人文際学園は、講師の契約を1セメスター=5か月と設定し、契約と契約の間の期間を2か月空けることにより、契約は継続性を持たず、したがって、すべての講師には有給休暇の権利は一切発生しないという扱いをしてきました。16年勤続の組合員も、これまで有給は「ゼロ」だったのです。本判決では、たとえ契約と契約との間に2か月のインターバルがあったとしても、契約の継続性は認められると判断したのであり、大変重要な内容を含んでいます。同じような働き方をしている人たちにも、大きな影響を及ぼすものと思われます。
学園はこれまでと同様、控訴して徹底抗戦するでしょう。私たちも、団結の力を緩めることなく、これからも組合を挙げて闘い続けてまいります。
引き続き、みなさまの心強いご支援、ご指導を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。