「非正規春闘」賃上げ求めスト 10社以上で、10%以上獲得を

「非正規春闘」のストライキ集会に参加し、外国語講師派遣事業会社の前で気勢を上げる人たち=10日、東京都中央区(KYODONEWS)

アルバイトや契約社員らの10%以上の賃上げ獲得を今春闘で目指す「非正規春闘」の実行委員会は10日、要求に十分に応じていない飲食チェーン講師派遣会社などに対してストライキを実施したと発表した。実行委は3月末までに今回を含め10社以上に対してストライキを実施する予定としている。

実行委は144社と10自治体に賃上げを要求。ストライキの参加者は全体で100人規模に上る見込み。10日は東京都中央区の外国語講師派遣事業会社の前に講師ら約20人が集まり「賃上げを認めろ」とシュプレヒコールを上げた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b34d4b8309f1195f5a24c67d977a05c1c266a15c

そごう・西武労働組合のストライキの支持表明 Tozen Supports the Sogo Seibu Strike

東ゼン労組は、そごう・西武労働組合(寺岡泰博執行委員長)が、本日、2023年8月31日のストライキ権行使を通知したとの報道を受け、同じく連合傘下の労働組合として、当該ストライキを全面的に支持することをここに表明します。

親会社セブン&アイ・ホールディングスは、そごう・西武を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却することを決定しましたが、組合は労働者の雇用の喪失を強く懸念し、売却に反対の意思を示しています。近年企業買収の動きが活発化していますが、その過程で労働者の声がかき消されるようなことは断じて許されません。労働者を軽視した経営陣の強引な姿勢に対しては、ストライキ権を行使し徹底的に闘うべきであり、今回、勇気をもってストライキを決意したそごう・西武労働組合に対して、深甚の連帯を示したいと思います。

東ゼン労組も現在、多くの支部で組合員たちがストライキを打って闘っています。大手デパートでは1962年の阪神百貨店以来、実に60年ぶりといわれる今回のストライキ。職種は違えども、同じ労働者として心は常に共に、労働者の権利を守り抜くために最後まで闘う所存です。

全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン労組)

(連合東京加盟)
執行委員長 奥貫 妃文