TUFS (Tokyo University of Foreign Studies)

東京外国語大学の労働組合情報(所属:東ゼン労組)
東京外語に勤務している教職員は、労働組合を築き始めました!同大学で働いている方々は、大学の職場をよりよくするように共に頑張りましょう!これからこのサイトで定期的に情報を更新しますので、時間がある時にご確認ください。なお、フェーズブックのグループも作るつもりですので、それに関心のある全ての方々、ご参加ください。ご質問などがおありでしたら、担当のルイス・カーレット(tozen.carlet@gmail.com)までご連絡ください。日本語もフランス語もOKです。


労働契約法第18条には、有期雇用の雇用が通算5年間を超えれば、無期雇用に転換する権利が定められています。しかし、残念ながら、このいわゆる「5年ルール」から逃れようとする大学は、わずかながらまだあります。この問題は、有期雇用で働いている非常勤講師だけではなく、有期雇用で働いている常勤講師にも及んでいます。

東京外語大学は、5年ルール通りに無期転換を申請したフランス語の非常勤講師(「ジェローム先生」)に対して、無期転換権を認めないだけではなく、2021年3月末をもって解雇しました。その理由は、「労務遂行態度に大きな問題」、「同僚との関係構築ができていない」などの抽象的なものがほとんどです。

東ゼン労組と大学の間の団体交渉では、経営側の人間は、ジェローム先生に対して、終始、無関心かつ無礼な態度を取り、より「新しい」フランス人を求めているという発言までしました。「外語」大学ではあるものの、どうやら外国人教員の長期在籍を望んでいないようなのです。

外大の行為を受けたジェローム先生は、大変困っており、2021年8月11日に大学を相手に訴訟を提起しました。なお、同教員が担当していた各従業の学生たちは、労働組合と連帯し、ジェローム先生の復職を闘うための学生組合を結成しました。

みんなさんのご理解とご協力をお願いします。東京外語大学に対して、ジェローム先生の復職および労働紛争の解決に努力するよう言ってください。


ビラ配り09月22日