全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン労組)は今週木曜、東京都労働委員会に、芝浦工業大学(SIT)による不当労働行為の救済申立てを行った。
東ゼン労組は、SITが組合加盟者全員の解雇(雇い止めを含めて)を来年度に予定している点について、法に反する組合つぶしに相当すると主張している。組合に加盟しているSIT講師は、来年度にとどまらない期間の定めのない雇用を求めて、今年6月から散発的にストライキを実施してきた。
SITは先月、代行講師に対してスト破りせず組合に加盟するよう求めたことを理由に、東ゼン労組SIT支部の会計担当者を解雇するという暴挙に出た。
SIT側は、会計担当者の解雇決定を見直す委員会を立ち上げると述べているが、来年度の大量解雇を見直すための委員会は存在していない。
ストライキは発足当初から拡大しているが、一部にはまだ参加していない講師もいる。我々東ゼン労組は、全ての講師および従業員に、組合およびストライキへの参加を求めている。
全SIT従業員の雇用の保証を勝ち取り、法に反したSITの組合つぶしを阻止しよう。