看護師試験合格のインドネシア人「被災地に行かせて」

看護師国家試験に合格した兵庫県姫路市のインドネシア人スワルティさん(32)が25日、勤務先の姫路赤十字病院で記者会見。東日本大震災に触れ「できれば(被災地に)行かせてほしい」と涙ながらに話した。

来日前はジャカルタ市内の病院に6年勤務。平成16年のスマトラ沖地震では、現地で災害医療に携わった。

合格についてスワルティさんは「すごくうれしい。たくさんの人に感謝しています」と笑顔で話し「インドネシアが被災したときも多くの日本人が手伝ってくれた。小さい力だけれど、手伝わせてほしい」と訴えた。

20年8月に来日。姫路赤十字病院で働きながら毎日8時間以上勉強し、3度目の挑戦で合格した。

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/disaster/499106/