東ゼン労組は、そごう・西武労働組合(寺岡泰博執行委員長)が、本日、2023年8月31日のストライキ権行使を通知したとの報道を受け、同じく連合傘下の労働組合として、当該ストライキを全面的に支持することをここに表明します。
親会社セブン&アイ・ホールディングスは、そごう・西武を米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループに売却することを決定しましたが、組合は労働者の雇用の喪失を強く懸念し、売却に反対の意思を示しています。近年企業買収の動きが活発化していますが、その過程で労働者の声がかき消されるようなことは断じて許されません。労働者を軽視した経営陣の強引な姿勢に対しては、ストライキ権を行使し徹底的に闘うべきであり、今回、勇気をもってストライキを決意したそごう・西武労働組合に対して、深甚の連帯を示したいと思います。
東ゼン労組も現在、多くの支部で組合員たちがストライキを打って闘っています。大手デパートでは1962年の阪神百貨店以来、実に60年ぶりといわれる今回のストライキ。職種は違えども、同じ労働者として心は常に共に、労働者の権利を守り抜くために最後まで闘う所存です。
全国一般東京ゼネラルユニオン(東ゼン労組)
(連合東京加盟)
執行委員長 奥貫 妃文